はじめまして、中山手芸研究所講師 平野真祐美です。
小さな頃から洋裁やパッチワークをする母を真似て針を持ち
刺繍をしたりマスコットを作ったりするのが大好きな少女でした。
大手アパレルメーカーの百貨店人気ブランドの婦人服のデザイナーを経て
夫の転勤に伴い札幌に移り住みました。
札幌で生まれたばかりの娘をバギーに乗せ
散歩途中にふらっと立ち寄ったギャラリーでモラと衝撃的な出会いをしました。
私は独身時代から、パッチワーク教室をする母が持つ
沢山のキルトの本を見るのが楽しみのひとつでした。
ある本にプリミティブで見たこともないユニークなデザインで
カラフルな作品が掲載されていました。
作品には何も説明もなく、わからないままに素敵な作品だなぁと疑問を残したまま
私は記憶の奥にその作品をしまっていました。
まさしく、札幌で立ち寄ったギャラリーで見たのが
疑問と共に記憶の中に眠っていた作品=モラだったのです。
自らもファッション業界の世界で
最新の色と布で物作りをしていましたが、
原色でエネルギッシュなデザインと
独特な技法で作られた作品達に一瞬にして心を奪われました。
夫の休みに娘を預け、モラを習いに行ったのが私のモラ作りのスタートです。
手のかかる小さな子供を育てながらの
私の作品作りのペースを大事にしてくださった廣田先生と
世界中を旅をしてあらゆる手芸の技法とデザインと歴史を知る
日本のモラのパイオニアである中山富美子先生に師事し
今も私自身も学びながら、私自身がそうであった様に
誰とも競わずマイペースで
作る楽しさと出来上がったときの達成感を大事に指導しています。
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